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INFLUENZA

インフルエンザ

潜伏期間は1~2日と短く、感染様式は飛沫感染(咳、くしゃみの飛沫)と言われています。 感染の拡大を防ぐためには、室内の換気をこまめに行うこと、インフルエンザに感染した人や可能性がある人は、できるだけ自宅で静養して周囲との接触を避けることが必要でしょう。

インフルエンザを疑う症状

  • 突然の高熱
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 筋肉痛
  • 関節痛

インフルエンザ検査「nodoca」を導入

「nodoca」は、日本で初めて「新医療機器」として認証を取得したAI搭載医療機器であり、昨年2022年12月に保険適応となりました。AI搭載の咽頭内視鏡システムを用いて、専用カメラで撮影した咽頭の画像と問診データをAIで解析し、インフルエンザに特徴的な咽頭の様子や症状があるかを判定します。
その判定結果や臨床所見からインフルエンザウイルス感染症の診断を行ないます。

・約5秒間、のどの奥の写真を撮影します。
・インフルエンザ発症時は特徴的なリンパ濾胞がのどの奥にできるので、画像をもとにAI診断を行います。
・鼻の奥に綿棒を入れる鼻咽頭の抗原検査と感度(正確さ)は発症12〜48時間は大きく変わりません。
(発症12時間以内は「nodoca」の方が高く、48時間経過すると低くなる傾向にあります。)
・6歳以上の方が対象になりますが、口を開けるのが苦手なお子さんには不向きな検査です。

※「nodoca」検査も鼻咽頭の抗原検査と同様に保険診療での検査であり、鼻咽頭の抗原検査と両方を行うことはできません。(両者の費用は同じです。)
※新型コロナウイルス抗原検査も同時に行う場合は鼻咽頭の抗原検査をお勧めします。

詳しくは、「匿名加⼯情報の作成と提供に関する公表」をご参照ください。

インフルエンザワクチン

6ヶ月以上3歳未満 0.25ml 

3歳以上13歳未満 0.5ml 2~4週間隔で2回注射
※13歳以上 0.5ml 原則1回注射

妊娠中、授乳中の方

日本で使用されるインフルエンザワクチンは、生ワクチンではないので重篤な副作用は起こらないと考えられ、一般的に妊娠中のすべての時期において安全であるとされています。
また、授乳中の方も接種できます。

治療

1.抗インフルエンザ薬

①内服薬
タミフル 
成人はカプセル、小児はドライシロップ  1日2回 5日間
10歳代への投与が再開されました。
ジェネリック薬が発売されました。
ゾフルーザ
(新薬:細胞核内でのウイルス増殖を阻害)
成人と12歳以上の小児は錠剤2錠、12歳未満の小児は体重に応じて1~2錠  単回投与

②吸入薬
薬剤師がご指導いたしますので、失敗されることはあまりないと思います。
リレンザ 1日2回 5日間 吸入
イナビル 単回吸入投与

③注射薬
ラピアクタ 
15分以上かけて単回点滴静注
入院管理が必要な症状が重い方、肺炎の合併、経口や吸入が困難な場合、その他の事情により静注治療が適当であると医師が判断した場合に使用を考慮。

2.漢方薬

麻黄湯
・インフルエンザ感染後の解熱作用は、抗ウイルス薬と同等、頭痛、筋肉痛、咳、倦怠感の自覚症状において、抗ウイルス薬と同等、関節痛に関しては、タミフル単独群よりも有意な改善効果が認められたという報告があります。
出席停止期間
発症した後5日を経過し,かつ,解熱した後2日(幼児にあっては,3日)を経過するまで。

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詳しくは各採用情報をご覧ください。

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